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イーハトーブの丘

更新日:2020年3月1日


2019年の個展でメインの場所を飾ったこの絵。「寄居の美瑛」

寄居町にある、ヴィタリエ がこよなく愛する場所。ここに何度も通い詰めて、描き上げた作品には、キラキラと光がたくさん取り込まれている。

ヴィタリエの故郷、ヨーロッパの秘境モルドバに広がる風景と重なり合ったのだろうか。ほのかな哀愁を漂わせ、透明感のある懐かしさを感じさせる絵である。


この丘は、深谷市寄居町の広々とした田園風景に静かに座っている。

遠くから見ると、少し変わった雰囲気の木が群生している。

近づいてみると、なんと、ユーカリの木だった。ユーカリの大木が手を取り合うように優しく立っている。

ユーカリの木の向かいに広がるのはブルーベリー畑。秋には赤く色づいてユーカリの足元を飾る。

とても素敵な丘である。


この丘の名前は「イーハトーブの丘」。

宮沢賢治がユートピアを指して作った造語、イーハトーブ。

理想郷。


田園地帯を見守るようにユーカリの立つ丘は、どことなく未来の素敵な世界を彷彿とさせる。


まさにイーハトーブだ。



 





閲覧数:120回1件のコメント

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1 Comment


ズブコ ヴィタリエ
ズブコ ヴィタリエ
Feb 29, 2020

だいすきです!

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